「妊娠不安」と「避妊方法」
今回は、「妊娠不安」と「避妊方法」について、お話させて頂きます。
妊娠したかも…生理が来ない…
ピル服用中で飲み忘れは無いけど…大丈夫かなぁ…!?
Linkには、妊娠したかもしれないという相談がとても多くあります。
- ①セックスをしたときに、コンドームを使用していたけど、もしかしたら破れていたのかもしれない!!
- ②パートナーの精液の付いていた手で膣を触られた!
- ③挿入まではしていないけど…互いの性器は触れ合ったけど…これって妊娠しますか?
というご質問もよくあります。
このような場合に考えられることは、どのような状況であっても精液が膣に触れる行為があった場合には、妊娠の可能性は少なからずあるということです。
男性は射精のタイミングをコントロールすることが出来ません。膣外射精(外出し)は、カウパー腺液(がまん汁)がすでに出ていますので、この少量の精液でも妊娠する可能性があります。
避妊方法の中で、100%確実という避妊方法はありません。
ですが、正しく避妊方法を使用することで高い避妊効果が得られることも確かなことです。
避妊の方法には、様々な種類のものがあります。
日本で最も広く使用されている避妊具は、「コンドーム」です。
コンドームは、正しいタイミングでの装着と正確に装着することで高い避妊効果があると言われています。男性の避妊方法であることからパートナーの協力が必要となります。
男性の協力が得られない場合には、女性が避妊に対する強い意思を持つことが必要となりますので、女性の避妊に対するハードルが上がります。
また、コンドームは、性感染症の予防にもなります。
女性の避妊方法には、経口避妊薬(低用量ピル)があります。
正しく服用することで、排卵を抑制することができ、高い避妊効果を期待することが出来ます。
内服薬になりますので、産婦人科にて処方してもらうことが必要になります。メリットとデメリットもありますので、産婦人科医にご相談の上、検討されることおすすめします。
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